卵管造影検査と子宮鏡検査。

卵管造影検査の前に子宮鏡検査をし、その流れで卵管造影検査をすると説明を受けました。そもそも子宮鏡検査や卵管造影検査とはどんなものなのか。説明の時にもらった紙に書いてあることをまとめました。


子宮鏡検査とは子宮内をカメラで見る検査。

目的

子宮筋腫や内膜ポリープ、子宮内癒着の有無を見る

時期

月経終了後〜10日目頃まで(月経開始から要避妊)

方法

子宮内へ細長いカメラを挿入し、生理食塩水で充満させて観察を行う

検査上のリスク

痛みに伴うショック症状、子宮の血管内に水が入る水中毒、子宮穿孔など

費用

約4,000円

子宮鏡検査後の感想

時間は器具を入れてから10分ほど。検査上のリスクのところを見て少しビビってましたが、私の場合痛いということはなく、生理痛の鈍い、重い感じが下腹にありました。ちなみに結果は子宮の入口の所にちいさなポリープが見つかりましたが、妊娠の邪魔にはならないそうで、ホッ。

卵管造影検査は卵管の通過性を見るレントゲン検査。

卵管造影検査の造影剤には油性のものと水性のものがあるのですが、これから書くのは油性の造影剤についてです。

目的

卵管の通過性・子宮の形状の確認。卵管が完全に閉塞しておらず、多少通りが悪い程度であれば卵管の通りを良くするという治療を兼ねている。卵管造影検査後6ヶ月はゴールデンタイムを呼ばれ、妊娠率が向上する。

時期

月経終了後〜10日目頃まで(月経開始から要避妊)

方法

子宮内へ細い管を挿入し、子宮内と卵管に造影剤を充満させ、レントゲンで撮影。
また、翌日に造影剤の広がり方をレントゲンで撮影。
造影剤にヨードが含まれているため甲状腺疾患の方は要相談

検査上のリスク

骨盤腹膜炎、造影剤によるアレルギー、痛みによるショック症状など

造影剤による軽い副作用

かゆみ、発疹、発赤、悪心、嘔吐など

重篤な副作用

息苦しさ、嗄声(サセイ)、血圧低下、ショック、意識消失、脳塞栓(ノウソクセン)、肺塞栓(ハイソクセン)など

遅発性副作用

かゆみ、発赤、発疹、咳、冷や汗、動悸、頭痛など

費用

約10,000円

卵管造影検査後の感想

正直に申し上げましょう。痛い・・・!!!
最初は(多分子宮内)は平気だったのですが、おそらく卵管のどちらかを通した時にとても痛かった・・・。子宮鏡検査の時に管を入れておいたので、レントゲン室に移動し造影剤を入れてからは5分もなかったと思うのですが、あと3分長かったら吐いてたのではと思うほど、冷や汗?脂汗?をかきました・・・。まあ、個人差はあると思います。
ちなみに結果はどこにも問題はなし!癒着を心配していたので良かったです。
その後2日くらいは生理痛のような・・・?張るような・・・感じが下腹部にありました。上に書いてあるような副作用が出なくて良かった〜♪(副作用がでる人はほとんどいないらしいですよ)